本日仕事納めという方も多いかと思います。
患者様の中でも明日から帰省するなんて言う声も多く聞かれました。
近場であれば問題はないのですが、
車や電車で長距離を帰省する場合、
座る姿勢次第では痛みの原因を作ることにもなり兼ねませんので
ご注意ください。
車の場合、浅く腰掛けずにお尻とシートの隙間ができないように
お尻を隙間に押し込み、
ハンドルの上を握って肘が曲がるぐらいの近さにシートを前に移動すると、
背中がシートに付いたままハンドルを切ることができ、
身体が左右に寄りかかりずらくなり背骨への負担が減ります。
電車移動の場合はやはりお尻に隙間を作らないように隙間にお尻をいれ、
左右のひじ掛けに均等に力の配分を行い、
左右どちらかに偏らないようにします。
リクライニングも過度に倒すとお尻が前に滑り、
浅く座る形になり腰のアーチが崩れますので、
ご注意ください。
時々、大きく貧乏ゆすりをしたり、
膝を交互に持ち上げたり、血行を促し、
1時間に一度くらいは立ち上がって、
少し歩くなどしてリセットすると負担が軽減されます。
どちらかに寄りかかりたくなったり、
どこかに違和感を感じたまま寄りかかり続けたりは、
痛みを作る原因になりますので避けたほうが賢明です。
ほんのちょっとの気遣いが元気な身体で過ごす秘訣です。
長時間座り続ける場合はお気を付けになってみてください。