2013年04月25日

小橋勇利レースレポート

大会名:2 jours cyclistes du Perche
開催場所:フランス
カテゴリー:レジョナル(プロコンチネンタルチームは出られない)
出走人数:120人程
ステージ数:全2ステージ
総合順位:48位(04'29")
リンク:http://www.2jourscyclistesduperche.fr/crbst_8.html


第一ステージ
天候:晴れ
コース:147km
順位:57位(+04'06")


先週に引き続きとてもレベルの高いレース。
今回は渡仏後初めてのステージレース。どんな物になるのかワクワクしながらレースに臨んだ。
フランス特有の終止アップダウンのあるコースだが毎度のことながら鍵となるのは横風区間だ。
レース前のミーティングでは監督から風向きなどを教えてもらい、14km地点のMG(山岳賞)
の上りが終わったあとからは横風区間になるのでチームで集団コントロールするよう言われていた。
スタートは前に並んだ。スタート時間が迫り着ていた長袖ジャージをマネージャーに渡そうとしたが見当たらない。
同じ2カテのアクセルも同じ状態で相談したところ、チームカーがかなり後ろなため渡すことが出来ないそうだ…
仕方なく、ジャージの前のチャックを緩め背中にジャケットを押し込んでとりあえず走り後で車に渡そうということになった。
こんな経験はなかったので少し不安だった。
レースはスタートからしっかり集中して前をキープ。逃げにはチームメイトのシャリーが乗った。
いよいよ横風区間。
しかし実際言われていたところではそんなに風が吹かなかった。
言われていた横風区間をすぎた30km地点手前くらいで左に鋭角コーナー。
ここで右側にチームのバンを発見。慌てて右に移動するが止む終えずスピードを落とす。
集団の右側にいたアクセルは運良くそのままベストを投げていった。
僕は一気に30番手ほど位置を下げてしまった。
ここが今回の失敗した点だ。
コーナー直後から急に爆風横風が吹き一気に集団がペースアップ、縦一列。
僕は後ろに居ては中切れが起こると判断し、全開もがきで前に上がる。
すごくキツいが我慢だ。
かなり前にあがり先頭まで来た。
あとは横風のローテに入るだけだが、入ってよいのか分からない。
なぜか。逃げにチームメイトが入っているからだ。
別に先頭を牽くのではなくただ休みたいだけなのだが、チームメイトが僕をどう見るかだ。
チームメイトがローテに入っているなら安心して入るが誰も入っていない。僕はどうしていいかわからない。
結局迷っているうちに脚がなくなりズルズル後退。
列にも弾かれどんどん下がっていく。
結局集団最後尾まで落ち、中切れ。
そしてそこからもさらに脱落。
サポートカーの隊列に入ってしまう。

もう終わったか…と切れかけた気持ちをふるい立たせ集団復帰を目指す。
集団まであと一歩というところで追いつけない。
こんなに風が強いの中からの集団復帰など経験したことがないからだ。
(そもそもサポートカーの隊列からの復帰というもの自体数回しか経験したことないのだが…)
しっかりタイミングを見て一気にいこうと決め、呼吸を整える。
さあそろそろ行こうかと思っていると横にチームカーが…監督だ!!
これはやばいと思ったが案の定怒られる。
「何こんなとこで休んでんだ!!前行けよおおお!!!」
すみません。今行くとこなんです。と思いながら5回目の全開もがきを成功させなんとか集団復帰。
しかしカーペーサーやらなんやらでもう脚はもう限界が近づいている。
後ろにいては駄目だ。
キツいが集団の前まで頑張って上がる。
アップダウンがとても苦しい。
復帰後10分ほどで逃げを吸収しレースはふりだしへ。
これは次の逃げが決まる、と感覚的に分かった。
アタックに単発的にどんどんブリッジしていく形だが自分はいい位置にいるのにアタックできない。
結局その逃げは最後まで逃げ切った。
またも最後の方にブリッジしていったシリルの背中が印象に残る。わかっているのに行けない。悔しい。
その後集団は落ち着き僕も回復。
まだまだ先はあるので追撃集団に乗ればもしかしたら逃げに追いつくかもしれない。
その希望を捨てずに今度こそはと横風区間で前に位置取る。
ここでやはりペースアップがあり、自分はうまく走れている。
いい感じだ!!これは行けるぞ!と思ったのも束の間、前輪がパンク…
右側ギリギリに隊列が組まれているが、こちらのレースは右でサポートを受けなければならない。
止む終えず右側を走るが道が悪く転びそうだ。横スレスレを通っていく選手達もかなり危なげに僕を避けていく。
一人の選手が僕に接触。お互い落車しかけだがギリギリで持ちこたえた。
これは危ないと停車し、前輪を外して上に持ち上げアピール。
しかしチームカーは一向に来ない。
結局サポートカーの最後尾(救急車がいるあたり)から集団を目指す事に、監督が怒っていて鬼のペーサー(笑)
軽い上りでも60kmオーバーで牽くため千切れそうだ…練習のカーペーサーでもこんなキツいのは最後の方だけだろってくらいに。
あとから聞くと、
「パンクした時には手を挙げてアピールしろ。COMがパンクを無線で告げてくれるんだ。」
と注意されたが、僕は思い切りアピールしてたのだが、僕が小さいせいで隊列に紛れ見えなかったのだろか…(笑)
そこからの集団復帰もかなりキツいものになった。
集団復帰後はやはり追撃集団が行っていて、あとは残った者同士の必死のもがき合いの集団に残るのが必死で内容はありません。
最後まで気持ちは切らさず集団前方で動けました。
追撃集団に乗ったアクセルが2カテのリーダージャージゲット。
素晴らしいと思いますが、僕もそのチャンスはあっただけに悔しいです。
今日は散々でしたが、少しづつ進歩している気がします。



第二ステージ
天気:晴れ
コース:138km
順位:30位(+0'21")


昨日のミーティングで監督としっかり話し、誤解を解いたり疑問を投げたりしたりして色々明確になった状態で臨む第二ステージ。
しっかり仕事をしたい。
僕はゼッケン70番をマークを指示された。
今回も横風で後ろに取り残されないように前へ前へ。
序盤で70番がアタックし逃げを決めたがそこに同じ仕事を任されていたシャリーが行ったので僕は集団で他の強豪選手のアタックにチェック。
何度もアタックが掛かり脚にはくるが昨日とは違う苦しさ。
なんというか苦しさの種類が違う。こっちの苦しさは楽な方の苦しさだ。
途中の組織的横風のペースアップにも耐え逃げも吸収。
次こそはと思い、前でしっかりに逃げに乗るような動きをする。
一度集団が緩んだところで単独で抜け出して4kmほど逃げたが後ろからの合流は1人しかなく無意味で終わった。
しかし、キツい中でも動ける。いい感じだ。
捕まった後の上り基調の平坦のペースアップがキツかったがなんとか耐える。前は逃げが発生してしまう15人程先行。やはり自分が動いた後の逃げが決まる事が多いと感じる…
あと一歩。


その後も70番をマークするがあまり元気がないように思える。
アタックする時は尋常じゃないパワーで進んでいくが、長くは続かない。
序盤の逃げで脚を使ったのだろう。
横風や追い風、向かい風、アップダウンと繰り返しながら距離を消費し周回に入る。
ここからは800~1000mほどの勾配のキツい坂が3カ所ほどある。ここを4周回。
上り入り口で前に上がるのがとても難しい。毎回後ろの方で上り始め、前方で上り終わるという無駄足だ。
がそれだけ集団の上りのスピードに自分が劣っていないということだ。いけるか。
最終周の上りは死ぬ気でもがいて前へ。
いい位置に残り周りはリーダージャージだらけ。
これは前の逃げに追いつく!!と思ったがあと15秒が埋められず。
ゴール前は上りなのだがそこはここ最近で一番もがいた。
ギリギリ集団に残り、前の方でゴール。
順位こそよくなかったものの確かな手応えを感じられた。
動きはだんだんよくなってきている。
あとは身体能力を上げるのみ。




posted by Joe at 17:10| Comment(0) | TrackBack(0) | レースレポート | 更新情報をチェックする
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