2013年04月17日

小橋勇利レースレポート

大会名:La Gislard
開催場所:フランス
カテゴリー:エリートナショナル
コース:10.5km×14=160km
出走人数:170人程
リザルト:47位
天候:晴れ
リンク:http://www.directvelo.com/actualite/25522-la-gislard-classement.html


昨日に引き続きエリートナショナル。
ステージレースではないが、主催者は同じなためゼッケンも昨日と同じ物を付けて走る。
今日はホテルをチェックアウトし南へ50kmほど車で移動。
コースは一直線のアップダウンの横風区間後、狭くクネクネのテクニカルな農道を抜け再び横風区間のアップダウンを経て一周だ。
今回のポイントも横風で起こるであろう逃げ、又は中切れに備え前で走る事。
また最低限農道に入るまでには前に位置取ることだ。農道はコーナーが多く後ろにいては無駄足を使ってしまうためだ。
願ったかいあってか、昨日の天気は嘘のように晴れ渡っていた。
気温も一気に20℃オーバー。
温度差にやられてしまいそうな程だ…
昨日はチームメイトも全員前に並ばれる戦略にやられてしまったので、昨日のミーティングでは監督から
"ギリギリまで前でアップしていてスタート直前に前に並んでやれ!"
と言われた。もちろん言われなくても昨日のスタート前の光景を見て、"明日は俺もそうしよう"と思っていた。
スタート予定時間丁度にトイレ済ませスタートラインに向かうとちょうどいいくらいだった。
前から二列目でスタート。
がしかし、右からの横風の影響で先頭が左に寄っている時に後方右からのアタックで選手が一気に左斜め前へなだれ込んで来た。
風に当たりたくないと170人全員が思っているわけで集団もギクシャク。
落車も発生する。
それも全て左側の選手が。
選手は風上から前に上がり風下へ流れてくるわけで左にいては身動きすら取れない。
失敗した。
集団の中盤より少し後ろで農道に入ってしまう。
やはり後ろはキツい…
横風区間で風上から脚を使ってでも前に行く。
前には既に逃げが先行している。10人程だろうか。
この逃げを追うローテーションに加わる。
3周目を終えたところで前の逃げがバラバラになりかけているのが見えた。
集団もアタックが頻繁に掛かり疲れが見えて来た。
自分もキツいが僅かな可能性にかけてアタックに乗る。
10人程で抜け出せた。
ここが踏ん張りどころだ。
前との差は30秒ほど。
逃げのスピードが落ちているのもあるがこちらのスピードも高いためあっという間に縮まった。
さあ逃げ集団は15人程。
これは行ける!と思ったが農道に入り少しするともう後ろに集団が迫っている。
まじかよ…
エリートナショナルでなければ決まってるような逃げだったがそんなに甘くはなく吸収。
レースは完全に振り出しに戻ったためスピードが落ち着く。
4周目に入るところで補給をもらう。
多くの選手がこのタイミングで補給を行った。
しかしここがターニングポイントだった。
補給所で位置を下げてしまったため見えなかったが補給所が終わったすぐのところで先頭がペースアップ。
中切れが発生し、20人程が先行。
気づいて前に上がった時には15秒程の差。
しかし前の周回のアタックで脚を使ってしまって苦しくて単独ブリッジをする力がない。
実力不足だとこうなるのだ。チャンスが限られ、打つ手も限られる。
僕は練習とはレースの時にどんなシチュエーションでも先頭の争いに加わる手段を増やすことだと思う。(アマチュアの場合は)
脚がなければ逃げに乗りそれが決まるのを祈ることしかできないが、脚がある選手は決まりそうだなと思ったアタックに単独ブリッジをすればそれで済むのだ。
もちろん先に自分からアタックすることもできる。それだけ戦略の幅があるということだ。
今の自分の力では集団がこの逃げを吸収してくれることを願うことしかできない。
いわゆる展開まかせだ。
しかし、やはりその逃げに追いつく事はなかった。
あの強風の中単独ブリッジしていったチームメイトのシリルが印象的だ。
彼は本当に強い。


自分はこの集団で諦めずにローテーションに加わることしか出来なかった。
そのまま回りながら残り距離を消化する。
最終周はアタックにのり5人ほど(才田選手を含む)で抜け出し、前の逃げから溢れた15人程の小集団にゴール3km手前で合流することに成功。
最後はスプリントして20人程の集団の先頭でゴール。
この中にいたチームメイトで同じ2カテのチボーが次いでゴール。
今回のレースもレベルが高かったため自分の実力不足を身をもって感じた。
しかしレースを見る能力に関してだけは少しづつ上達していると思う。
勝ち逃げに乗るまであと一歩だ。


来週のレースはまだ決まっていないがステージレースのメンバーに選ばれることを願う。


ボンシャンス/UC NANTES ATLANTIQUE
小橋 勇利(Yuri Kobashi)
1994/9/28(18歳)


posted by Joe at 18:21| Comment(0) | TrackBack(0) | レースレポート | 更新情報をチェックする
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