2013年04月11日

小橋 勇利 レースレポート


小橋選手がついにやっちまいました!!!!!!!!!!!!!

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詳しくは小橋選手のブログで報告があります!

以下はレースレポートです。

大会名:Circuit des Vins du Blayais
開催場所:フランス
カテゴリー:エリートナショナル
コース:146+(6km×2)=158km
リザルト:49位
天候:晴れ
リンク:http://www.directvelo.com/actualite/25374-circuit-des-vins-du-blayais-classement.html


今回のレースいつもよりも遠方。
しかも初めての南下だ。320km程南へ下った。
やはり会場は暖かくとても走りやすい天候。
風も吹いていない。あまりの環境の違いに驚いた。
コースは基本平坦、中盤(90~120km)にアップダウンが続く。最後は6kmの周回を2回回ってゴールだ。
中盤のアップダウンが勝負所になると予想されるためここまでにどうレースを展開するかだ。


スタートは今までの経験をしっかり活かし前に並ぶ。
スタートラインには日本の(EQA23)選手も並んでいて、久しぶりに日本人選手と走るのは少し嬉しかった。
スタート直後狭い道路、そこを抜けると直角コーナーが続くが道が広くなった。
エリートナショナルなのでかなり覚悟してスタートしたがスタートからはいつものような激しさがない。
簡単に先頭を走れる。
しかもアタックしている選手はいつもよりもすくなく、牽制しているようにすら見える。
風もいつもと比べると吹いていないと言えるレベルだ。
軽い横風区間に入ると余計に前に来れる選手が限られている。
他の選手の後ろについてもいつものような攻めラインを走らないため簡単にドラフティングに入れる。
なぜこんなにも違うんだ?
驚きと笑いが同時に出た。
今週はあまり負荷を上げた練習が出来なかった。
その分疲労がいつもより少ない状態でレースに臨んでいるため、今日はフランスに来て以来初めての"脚が軽い"という感覚があった。
これは狙えるかもしれない。
とりあえず逃げは生まれるだろうからそれには必ず乗ろう。
もしくは必ずチームメイトを乗せようと思っていた。
スタート20km経ってもなかなか逃げが生まれない状況。
アタックする人数が少ないため逃げようと抜け出してもアタックしてない人間が集団を牽引して捕まるというどちらかと言うと日本に近いレースだ。
僕のチームメイトも全然前に上がってこない。
強豪ヴァンデーUの中盤でのペースアップを恐れているのか、監督の指示なのか僕には分からなかったが
これは間違っている。
逃げに乗ろうとしているのは僕とシャリル、アントワンだけだ。
これでは限界がある。注意すべき強豪チームEntente Sud Gascogne、とヴァンデーUは必ず逃げに乗せているが
僕ら3人では逃げに乗れないタイミングが何度かある。
手を挙げてみるが誰も上がってこない…(背が小さいから見えないのか?w)
一度集団の中まで下がり、一番強く、一番話しやすく、一番愉快なシャリーに聞いてみる。
「僕はアタックした方がいいのか、休んだ方がいいのか?」
すると今は休めと言われた。
そしてその話を終えた直後、前を見ると逃げが決まっていた。
少し経つと逃げは30秒。
これはやばいのでは?
と思ったが案の定この逃げに乗せておらず、なおかつ集団を牽引できる力のあるチームはUCNantesだけだ。
チームメイトが何人か前に上がって行く。
僕は先ほどのアタックの連続で疲労している。今上がれる状況ではない。
集団内で休む。
しかし、ものの数分でチームメイトが全員前に上がり本気で先頭を回している。
この状況で加わらなければ反感をかってしまう。
ここで全ての力を出し切ってでも牽こうと決め、前に上がる。
先頭は完全な向かい風。逃げとの差は1分。
高速ローテ。かなりきつい。
途中で回れなくなり休むチームメイトもいる。
結局かなり間先頭を僕らが牽いた。
そしてやっと逃げが見えて来た。
あとちょっとだ。だがエースもなにもなしに全員で全開ローテをしていたがこれで追いついた後のカウンターアタックに反応できるのか?
と不安になったがそこはさすがにシャリーが下がって脚を溜めた。
追いついた時にはチームメイトみんなが疲労困憊。
カウンターアタックにはシャリーが反応したていたが、一人だけでは反応しきれるわけもなく…
逃げを吸収してしっかり休む暇もなく迎えてしまった、海岸の丘陵地帯。
もう無理だろうという諦め半分と、なんで逃げに乗せなかったんだという苛立ちばかりが湧いてくる。
やはり上りの一本目から脚がかなりキツい。攣りそうな状態。
「今日は仕事をあんなにこなしたんだ。切れても仕方ないだろう。」という弱い自分が何度も現れるが、必死にその誘惑振り払い必死にもがく。
幸いペースがさほど上がらず、集団に残りアップダウン地帯を終了した。
これも僕らの地域のレースならお話にならないくらい遅れただろうが、レースのレベルの差に助けられた。
チームメイトで集団に残れたのは10人中僕、シャリル、シャリー、アントワン、マーティンの半分。
やはり序盤の展開の仕方は明らかな反省点であろう。


先ほどのアップダウンで逃げが生まれた。
差は50秒程。
ああ、追いつかない。今日はこの集団で完走して終わりかな?
と思ったが、まさかのヴァンデーUが逃げに乗せていないようで先頭を牽き始めた。
こんな失敗をするのもヴァンデーUの1軍選手を出していないからなのだろうか?
いつもの圧倒的な強さが見られない。
しかしその後のチームワークは完璧だった。
逃げを追いつめ、20秒差まで縮めるとそこからは逃げを泳がしゴール10km手前で吸収。
最後は見事なトレインを組み、ヴァンデーUが優勝した。
僕はというと"優勝できる。悪くても表彰台には上がれる!!"という感覚があったが
クリテリウムで周回を間違え(実際は僕が正しく、オルガナイザーが間違えたと言っていた)1周手前でスプリントし幻の優勝をしてしまった。
結局本当のゴール前スプリントでは10位以内には入れるという感覚があったが、選手の斜行に巻き込まれ車のサイドミラーに二回連続で左肩をヒットしスプリントできずに終わった。
勝てるようなレースだったが、そんなに簡単には勝利が掴めないようになっているようだ。
肩に痛みはあるが奇跡的に軽症で済んだ。
今回はガッツポーズのいい練習にはなったので、次に南でレースがあった時には本物の優勝を狙う。


ボンシャンス/UC NANTES ATLANTIQUE
小橋 勇利(Yuri Kobashi)
1994/9/28(18歳)




posted by Joe at 18:23| Comment(0) | TrackBack(0) | レースレポート | 更新情報をチェックする
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