前回思わぬ雨のため中止となったスクールの続きを
土曜日の夕方にやってまいりました。
このスクールはヒルクライムを真剣に取り組むsudobanさんが
最近停滞気味のヒルクライムのタイムをさらに伸ばしてもらうために始めた
ロードバイクに効くMTBスクールです。
陽の伸びた今は仕事を終えた時間とは言え、
真昼並みとはいきませんがまだまだ力を持っていて暑い。
でも高台のいつもの公園に着くと、
涼しい風が僕らを包んでくれる。
参加するのは
sudobanさん、
seiyaさん、遅れて参加の
BABUさん本日のメニューは前回の復習を含め、
定常円旋回・スタンディングスティル・舗装路登り&下り・不整地登り&下り
定常円旋回はボディーバランスと目線の重要性を感じ取っていただくために
出来る限り速度を遅く、どこまで円を小さく出来るか頑張ってもらいました。
速度を落とせば落とすほどハンドルを切って曲がらなくてはならず、
ペダルからの入力での姿勢変化、ブレーキをかけての姿勢のコントロール、
行きたい方向を目で追うなど、多くの事を一度にやらないといけません。
それが出来るようになると、
後輪がコーンを中心に直径1m位のきれいな円を描けるようになります。
速度を落としてまがるのに苦労しながらも
少しずつ上達して行くsudobanさん。
そして前回sudobanさんが苦労していた上り下り
今回は良い見本と悪い見本を見せ、
何が良くて何がどう悪いのか徹底的に理解してもらいます。

実際これ位の斜面では大げさな体重移動をしなくても登れてしまいますが、
これ以上急な斜面には適応できません。
よって登りに置ける最大限の登りポジションをグリップのいい中斜面で練習して、
急斜面に移行します。
そうすると前回は怖くて行けなかった斜面が今回はスルスルと・・・

何かをつかんだようです!
これも前回怖くてできなかった斜面を登れさえすれば、難なく降りてきます。

これまた何かをつかんだようです!
あまりの上達ぶりにカメラマンがかぶりつき!(笑)

これだけの不整地の登りをスリップさせずに登るのには
両足の微妙なトラクションコントロールが求められます。
不整地で練習を積めば、オンロードの峠の登りを登る際にも無駄な力を使わずに、
前に進む力に変えるのに役立ちます。
ロードバイクにはMTBは関係ないと思いがちですが、
MTBで最大限の身体の使い方をマスターしてもらうと、
身体が勝手にどんな斜面にも適応してくれるようになります。
それが例えロードバイクに乗った時にでもです。
それはきっと来年sudobanさんが大会で証明してくれることと思います!(笑)
あっそうそう、MTBに乗ると下りも速くなりますよ!
下りで速いのに定評のあるLevi Leipheimer
MTBでもめっちゃ速っ!です。